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日本の伝統文化・着物の柄に込められた意味

日本の伝統文化・着物の柄に込められた意味

日本の伝統文化・着物の柄に込められた意味
 

 
こんにちは!
Add和!TOKYOスタッフのSです。
 
皆さん、日本の伝統衣装である着物は着られていますか??
日常的に着られている方はそう多くはないのではないでしょうか。
思い返すと私も結婚式に参列する際などハレの日に数回着たほど。
今年は次男の七五三があるので着れたら良いなぁと思っているところです。
 

 
こども達も和装に触れる機会は七五三くらいでしょうか?
普段着なれないので嫌がる子も多いと聞く(長男がそうでした)着物も最近では鬼滅の刃ブームで喜んで着てくれるようになってきてるんですよ〜と衣装やさんから聞いたりも!
 
そんな着物離れにも一役買っている鬼滅の刃ですがなんと言っても主人公達の着ている着物の柄が特徴的ですよね〜!
 
わが家でも鬼滅柄のマスクや水筒入れ、折り紙など、こども達が欲しがるので購入!
運動会には柄のおにぎり弁当を頑張って作ってみたところ、とっても喜んでくれていました!
 

 
折り紙にはそれぞれ柄の名称が記載されていて子供達も興味津々だったのでちょっと調べてみる事にしました。
 
 
縁起が良いとされる日本伝統の和柄を「吉祥文様(きっしょうもんよう)」と呼び、お祝いや厄除けのお守りとして贈り物に選ばれることも多く、普段何気なく目にしている柄ですがそれぞれに素敵な意味が込められているのだそう。
 
市松文様
 

 
色の違う正方形を互いちがいに並べた模様で、現代で言うところのチェック柄。
同じ柄がどこまでも途切れることなく続く様子から「子孫繁栄」「事業拡大」の意味があります。
市松模様という名が付いたのは江戸時代、佐野市松という歌舞伎役者がこの柄の袴を身に着けていたためだそうです。
それ以前は「石畳」または「霰(あられ)」という名で親しまれていました。
 
 
麻の葉文様
 

 
麻はとても成長が早く、生命力が強い植物。
4ヶ月で4メートルにもなると言われていて、グングンまっすぐに伸びていくことから「健康」「成長」を意味する模様です。
子どもの健やかな成長を願い、魔除けとして産着やお守りにもよく使われます。
 
 
鱗(うろこ)文様
 

 
三角形を並べた模様で、魚や蛇の鱗に形が似ていることから鱗文様と呼ばれるようになりました。
三角形を3つ合わせたものは特に「三つ鱗」と呼ばれ、北条家の家紋としても有名です。
もともと三角形には魔除けの力があるとされていたのに加え、鱗は身を守るためのものであることから鱗文様も魔除けとして使われます。
また、脱皮を繰り返す蛇は生命力を象徴する生きものとされていたため「再生」の意味もあります。
 
 
亀甲文様
 

 
亀の甲羅をかたどった六角形の模様です。
もともと亀が長寿を象徴する生きものなので、亀甲紋も「長寿」を意味します。
他の模様と組み合わせたり、六角形のつなぎ方を変えたりしたアレンジが数多くあるのも特徴です。
六角形の中に花を描いた「亀甲花菱」、六角形の中にもうひとつ六角形を描いた「子持ち亀甲」、六角形を3つ合わせて三又に見えるようにした「毘沙門(びしゃもん)亀甲」などがあります。
 
青海波(せいがいは)文様
 

 
穏やかな波を描いた模様です。
どこまでも続く波模様には「未来永劫穏やかに暮らしていけるように」という願いが込められています。
結婚祝いにもおすすめ。
 
 
矢羽根模様(やばねもよう)・矢絣(やがすり)
 

 
矢は魔除けとして用いられる破魔矢のように魔を祓う縁起の良いモチーフとされています。また、武家が好む模様であったともいわれます。
弓で射た矢がまっすぐに突き進み、戻らないことから、江戸時代には嫁入りの際には矢羽根柄の着物を持たせたんだそう。
 
 
◎「吉祥文様」
縁起が良いとされる定番の着物の柄
 
鶴:長寿、夫婦円満
鳳凰:平和、夫婦円満
松竹梅:忍耐力、命の誕生
扇:明るい未来
熨斗目(のしめ):多くの人からの祝福
観世水:変わり続けていく未来
兜:邪気、災厄から守る
 
 
 
◎「自然文様」
花を使った着物の柄
 
桜文:豊かさ、物事の始まり
牡丹:高貴さ、富貴さ、美しさ
椿:高貴、神聖
菖蒲:魔除け
花丸文:無限の発展・夫婦円満 
松:吉祥樹
 
 
 
◎「動物文様」
動物や虫を使った着物の柄
 
蝶:健やかな成
長・夫婦円満
ウサギ:物事がうまくいく、ツキを呼ぶ、子孫繁栄
 
◎その他の着物の柄
 
雪(雪輪):豊かさ
青海波:長く続く穏便な暮らし
矢絣(やがすり):出戻りしない(結婚)麻の
矢:魔除け
葉:強い魔除け・厄除け
市松文様:無限の繁栄
亀甲文(きっこうもん):長寿、良縁
七宝文:家庭円満、繁栄
立涌文(たてわくもん・たちわくもん):上昇
 
 
上記以外にもたくさんの柄がありますが着物に使われる柄の中から定番のものを書き出してみました!
それだけでもこんなにあるんですね〜!!
奥深き着物の世界!
一つ一つ意味を知ると着物選びにも楽しみが増えそうですね!
 
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観光地などのお土産物屋さんで見かけるような簡易的なものではなく、着物職人が一つ一つ生地選びから丁寧に作り上げられた着物ボトルカバーは後ろ姿も美しく、お引きずりと帯のボリューム感は他のボトルカバーとは一線を画すものではないかと思います。
 


素材も作りも正に着物。
美しいお引きずりの着物の裾や帯には吉祥文様の鶴や白馬・矢・兜・松・鼓・松・桜などがあしらわれていて、その一つ一つに意味が。
 



 
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2022-11-20 12:26:49

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