昭和21年8月、「銀座 鹿乃子(かのこ)」は、戦後まもなく、かき氷と甘味のお店としてスタートしました。
「鹿乃子」という店名は、日本橋の「鹿嶋」という和紙問屋の四男だった創業者が、「鹿嶋の子」と呼ばれていたことから「鹿乃子」という店名になったのだそう。
現在の三代目はナント22歳で家業を継ぎ、豆を炊くという「銀座 鹿乃子」の命とも言うべき技術を工場に入り自ら受け継ぎました。
40年近く、今でも豆を炊き続けています。
「かのこ」という和菓子をご存知ですか?
江戸時代に生まれた「かのこ」は漢字で「鹿の子」と書くんです。そう、動物の鹿の子供の斑点をモチーフにしたお菓子。
あんこの周りにお豆を隙間なく並べます。
かのこがはじめて作られたのは1700年代と言われていて、とても長い歴史のある日本を代表する和菓子です!!
東京銀座にある、銀座鹿乃子は名前の通り「かのこ」の専門店。三代目は毎日自分の目で見て、感じて、豆を炊きながら伝統を守り続けています。